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フランクリン郡()は、アメリカ合衆国バージニア州の南部に位置する郡である。ブルーリッジ山脈の麓にあたる。2010年国勢調査での人口は56,159人であり、2000年の47,286人から18.8%増加した〔Quickfacts.census.gov - Pierce County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はロッキーマウント町(人口4,799人〔American FactFinder - Ellsworth, Virginia - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の町でもある。 フランクリン郡はロアノーク大都市圏に属しており、バージニア州ロアノーク地域に入っている〔Roanoke Region of Virginia 〕。北東のベッドフォード郡との郡境をロアノーク川が流れている。 == 歴史 == ブルーリッジ山脈の麓丘陵部には昔から先住民族が住んでいた。ヨーロッパ人が接触したときは、大半がスー語族の部族が住んでいた。 フランクリン郡は1785年にベッドフォード郡とヘンリー郡の一部を合わせて設立された。郡名はアメリカ合衆国建国の父、ベンジャミン・フランクリンに因んで名付けられた。 禁酒法時代、地元民はフランクリン郡を「世界の密造酒首都」と呼び、これは現在も地元商工会議所が歴史を表現するものとして使っている。密造酒は現在もこの地域で製造されている〔CNN.com "Making Illegal Liquor -- and profits -- in Appalachian Hills" , CNN, 28 August 2000〕。1920年代に、郡民100人中99人は何らかの形で違法酒販売に関わったと推計されてきた〔''America: The Story of Us'', television documentary, 2010, The History Channel〕。2002年、郡内で『1935年の大密造酒陰謀裁判』と題する本が出版された〔''Blue Ridge Traditions Magazine'': Book Review of ''The Great Moonshine Conspiracy Trial of 1935'' , T. Keister Greer, 2002, ISBN 0-9722355-1-5〕。2012年の映画『欲望のバージニア』は禁酒法時代のフランクリン郡が舞台である。 1980年代からスミスマウンテン湖周辺で大規模な住宅開発があった。そこに住む人々はロアノーク、リンチバーグ、マーティンズビル、ダンビルなどの都市に通勤している。退職者も移住してきており、どちらも郡の人口を増やしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランクリン郡 (バージニア州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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